おはようございます。
む〜です。
今日は私が予想している「これからの宝塚歌劇団」についてお話しします。
最近上演が発表された宙組の『アナスタシア』と望海風斗さんのソロコンサート。
この二つから宝塚歌劇団のこれからの方針を考えました。
今までの宝塚は「閉ざされた世界」
今までの宝塚はよく言えば「秘密の園」。
悪く言えば「閉ざされた世界」だったと私は思います。
知ろうとしなければ何もわからない世界で、宝塚に馴染みのない人々から見れば宝塚歌劇団は秘密結社のような謎めいた雰囲気が魅力的な世界でした。
女性が男性を演じる男役、夢のような女性を演じる娘役。その二つの存在が作り上げる世界は華やかだけどどこまでも秘密めいていて。
そしてどことなく”一見さんお断り”な雰囲気があって気軽に観劇したい!と思えるような劇団ではありませんでした。
私は宝塚を深く知る前までは(申し訳ないけど)好奇の目を向けていました笑
劇場の前では立ったり座ったりしているし、劇団員は全員女性だし。
全てが秘密すぎて奇妙な集団だとずっと思っていたのです(本当ごめんなさい)。
だからちょっと気になっても簡単に観劇しよう!と思いたてませんでした。
それもこれも宝塚歌劇団もそのファンも今までずっと閉塞的だったから。
しかし、最近の宝塚は劇団全体で「外に向けて扉を開けて行こう!開いて行こう!」としているように感じます。
演目から感じる「開かれた宝塚」の足音
何年か前から徐々に感じてはいましたが、ここ最近「開かれた宝塚」への動きが本格化してきていると感じています。
例えばですが、序盤でも例をあげた宙組『アナスタシア』とだいもんのソロコンサート。
宙組のアナスタシアでは近日(と言っても2020年3月だけど。)上演が決定しているアナスタシアを宝塚歌劇でも上演することになりましたし、だいもんのソロコンサートには「Chess the musical」で来日が決まっているラミン様と日本のミュージカル界を牽引してきた井上芳雄さんがゲストとして出演されます。
この二つの公演を見ても宝塚歌劇が外部(宝塚以外の舞台)と何かしらの接点を持って、新規のお客さんを取り込んでいこうとしている姿勢を見てとることができます。
宝塚は今まで狭い客層に対して「深く」付き合っていく方針をとっているようにに見えましたが、もしかしたらこれからはより多くの観客を呼び込むために広く浅く、今までよりも外に向かって”開かれた宝塚”を目指していくのかもしれませんね。
どんどん変わっていく宝塚
正直なところ、私が8年前に出会った宝塚と今の宝塚ではだいぶ雰囲気が違います。
宝塚はこの数年間で古き良き秘密めいた花園からどんどん姿を変えてきているように感じます。
こう感じてるのは私だけかな?
皆さんはどう思いますか?
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