おはようございます。
むーです。
ふと思ったのですが、最近は原作ありきの作品を上演することが多いですね。。
原作ありきの作品は基となるストーリーもしっかりしているし原作ファンも多いから上演すればオリジナル作品よりも儲かるんだろうなぁとは思うのですけど・・・。
ここ最近の宝塚、再演ものや原作ありきの作品がが多くなりすぎて、オリジナル作品の脚本力が落ちているようにかんじるのですが気のせいでしょうか?
2019~2020年の宝塚オリジナル作品を振り返る
ということで、これを機に2019~2020年のオリジナル作品を振り返ってみました。
2019年~2020年までに新作として上演された大劇場オリジナル作品はこちら。
2019オリジナル作品
- CASANOVA
GOD OF STARS
青い薔薇の精
- El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-
- 眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~
- ピガール狂騒曲
霧深きエルベのほとりは一応再演ものなので除外しました。
ピガールはまだ見れていないけどかなり評判いいですよね。
でも他の作品は再演ものや原作ありきの公演に比べるとあんまり面白くなかったなぁ〜というのが本音です。
序盤は面白いけど後半がぐだぐだだったり。
設定が?の連続だったり。
『オリジナル作品だからしょうがない』で済ませて仕舞えばそれでおしまいなんですけどそれでいいのかなぁ、、。
再演、原作ありきに強くなってきた?
オリジナル作品の脚本力が低下している反面で再演ものや原作ありきの作品のクオリティはどんどん上がってきているように感じます。
話題性や集客面を考えれば人気作品の再演、人気原作の舞台化は収益という点で結果に直結しやすいのでしょうが宝塚は男役、娘役の存在を生かせるオリジナル作品を作るから面白いと思うのでそれがつまらなくなってしまうのはアイデンティティの喪失につながるんじゃないかなと思います。
オリジナル作品で勝負する宝塚はどこへ?
全体の割合として言えば再演や原作ありきの作品が特段増えたというわけではない。
でも座付き脚本家が在籍しているのに生かさないのはもったいなさすぎるんじゃないか。
もっと宝塚にしかできない作品を観客に見せて欲しい。
今のオリジナル作品ではよっぽど評判が良かったり、なにかない限り(生徒さんの退団とか、、)見に行きたいとは思わない。
通常の公演で『このオリジナル作品は見に行きたい!』と思えるような作品を世に送り出して欲しいなと思いますね・・。
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