おはようございます。
む〜です。
最近、「DietLand」というアメリカのドラマにはまっています笑
最初はコメディだと思って見ていたのですが、かなり毒っ気のある割とシリアスなドラマでイメージと全然違いました笑
癖も強いし好き嫌い分かれる作品だと思いますが、アメリカの社会問題を色濃く反映したドラマだと思うのでもう少し見続けようと思います。
前置きがまた長くなりましたが、本日は雪組の真彩希帆ちゃんについて語ります。
真彩ちゃんのジョアン、色々考えさせられました。
人生の目的を失っている女
パンフレットのジョアン・マヅーの目を見るとゾッとする瞬間がある。
舞台上ではパリ人が恋しがる真夏の太陽のような明るさでラヴィックを翻弄する彼女なのに、パンフレットに写っている真彩ジョアンは虚ろな目で煙草を吹かしている。
真彩ちゃんの大きくていつも少女のようにキラキラと輝く瞳とは対照的なのが印象的だった。
ジョアンという女性の過去は作中で多くは語られていないけれど、私が想像するに戦争が激しくなる前までは一人の女性として平凡で幸せな生活を送っていたのではないだろうか?
彼女がこんな刹那的な生き方しかできないようになってしまったのは戦争の所為なんだと思うと戦争が人間の精神にもたらす恐ろしさなんかも感じられる。
そして情熱的で全てを愛さずにはいられない彼女が一番望んでいたことは、最後まで自分を冷たい孤独から守ってくれる男だったのかもしれない。
ジョアンの寂しくて空っぽな瞳はジョアン自身の情熱だけでなく、自分を心から愛してくれる誰かの愛情を渇望していたはずだ。
男たちの夢風船ジョアン・マヅー
ジョアンは空っぽな女性だ。
ラヴィックといる時は手が届きそうで届かない自由で明るい女性に。
アンリの前では女優の卵としてゴージャスで蠱惑的な女性に。
恐らく、行き連れの男の前でも彼が望んだ女性に成りきっていたのだと思う。
こうやって書くと「ジョアンってほんと小悪魔」と自分でも思うのだけれど、ジョアンの魅力は八方美人という言葉だけでは治らない。
彼女は全てに全力なのだ。
一瞬一秒たりとも目の前にいる男以外は愛さない。
でも男が変われば、自分の目の前にいる男に対して自分の持つ全てをかけて愛する。
これがジョアンの理解しがたい魅力の一つだと思う。
先日の轟ラヴィックに関する記事でも書いたけれど
いつも愛で自分を満たして生きている実感を味わいたいジョアンは男たちの希望や理想を投影する、まさに夢風船のような存在だったのではないだろうか?
彼女はラヴィックを愛していたのか?
最後に。
「本当にジョアンはラヴィックをいつでも誰よりも愛していたのか?」
この疑問に対する答えは「NO」だ。
彼女はいつでも目の前にいる人物を愛してきた。
ラヴィックといる時はラヴィックを死ぬほど愛し、アンリといる時はアンリのことを死の危険を感じながらも愛し抜いていた。
そして行き連れの男が死ぬその瞬間まで彼女は彼のことを世界で一番愛していたに違いない。
ジョアンは愛することでしか自分の生を実感できなかった。
こう考えると、ラヴィックやボリスとは全く別の意味で戦争による傷をジョアンに見た気がした。
痩せすぎないようにね!
ショーではSVよりも歌多めで嬉しい限り^^
彼女は見てきた限り”ダンサー”ではないのですが、ダンスもこれでもか!というほど踊っていました。その姿勢から「真彩希帆、死ぬ気で頑張ります!」という彼女の覚悟がこちらにガシガシ伝わってきました。
いま、彼女はだいもんや雪組生について行こうと必死で頑張っています。
花組から星組異動になり、ようやく星組にも馴染んできたと思った矢先に今度は雪組に異動。
ご本人は1mmも表に出さないけれど、相当心労も大きかったんじゃないかなと思います。
私もそうだけど、新しいところでやっていくのってやっぱり不安だし、馴染んできたところから離れてい新しいところで今までと全く違う立場に立って一からやり直すのってかなり体力も気力も消耗するものだと思います。
そのせいなのかわかりませんが、真彩ちゃんが痩せてきてしまっていて本当に心配です><
ひかりふるの時も「痩せたなぁ( ´ ▽ ` )」と思っていたのですが、今回は黒塗りだからか余計痩せたように見えて「痩せすぎじゃない!?∑(゚Д゚)」と心配になってしまいました。(まどかちゃんにも思ったけど、みんなトップ娘役になるとガクンと痩せてしまうのが心配です)
トップ娘役さんはこなさなければならない事も多いし、求められるものも多い。
全てに答えるのは難しいし不可能なんだから、できる範囲で応えていけばいいし、彼女の最大の魅力でもある歌を筆頭に他の部分も補っていけばいい。
それも雪組の「今」だと思う。
そうでしょう?
でわ。
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