おはようございます。
む〜です。
やっと紅さんの退団会見を見ました。
だいぶ出遅れてしまったけど、この会見を見たことで私の中でやっと時代の切り替わりを意識することができました。
紅さん本当にお疲れ様でした。
そしてお決まりの質問、「結婚のご予定は?」についても紅さんらしい受け答えをされていてほっこりしました。
でも、この質問に違和感を抱くのは私だけでしょうか?
時代とともに変わった”退団”と”結婚”
トップさんの退団が発表されるたびに必ず記者の方から飛んでくるこの鉄板質問。
この質問はいつから始まったんだろう?と不思議に思いました。
きっと記者の方にも他意はなくて私が宝塚を好きになるずっと前から続けられてきた質問なんだろうけど、時が経つにつれてどんどん不思議な質問に聞こえてくる。面白い質問。
ちょっと前はこの質問に対して何か思うなんてことありませんでした。
でも歳を重ねて、新しい年を迎えるたびにこの質問に対する印象が変わっていきました。
「退団」と「結婚」この二つは2019年現在も=(イコール)で繋がるような出来事なのでしょうか?
”定番の質問”は”時代錯誤な質問”に
昔は「退社する」と誰かに言えば「寿退社?」なんてよく聞かれていたように思います。
私が以前勤めていた会社はとても体制の古い会社だったこともあり、「退社=寿(結婚)」だとご年配の方ほど考えているように感じました。
ただ実際のところは退社=結婚なんていうのはこのご時勢で殆ど無いわけで。
退社していく女性の大多数は転職が理由でした。
これと同じことが今日のトップ退団会見でも起こっているのかもしれませんね。
未婚の女性しか所属できない宝塚歌劇団を卒業する=結婚する
この質問がずっと質問されていって、知らぬ間に定番化していって今に至っているような気がします。
昔はこの質問に対して「結婚予定があります」と答えていたトップさんもいたかもしれないけど、私が見てきた8年間ではそう答えたトップさんは一人もいませんでしたね。
みなさん「お決まりの質問が来て嬉しい」とか「ご縁があれば・・」なんて濁して答えていらっしゃいました。
私はこの質問が嫌いなわけではありません。
退団会見のしんみりとした空気をほぐす質問になっていると思いますし、この質問に悪意を感じたこともありませんから。
ただ、、、。
定番の質問も今となっては時代錯誤な質問になったなぁとは思います。
それは時代と女性を取り巻く環境がここ数年で大きく変わったからなんでしょうね。
時代を映し出す”定番の質問”
私は宝塚の「結婚のご予定は?」と同じくらい奇妙に感じている質問(というか常套句)がもう一つあります。
それは芸能人の結婚報道で必ず文末にある「妊娠はしておらず」の一言笑
この一言もすご〜く違和感を感じるのです。
授かり婚なんてさほど珍しくないこの時代、「わざわざその情報いる?」と思うし、「そんなプライベートなことまで聞かなくていいのに」と思ってしまいます。
私にとって宝塚の「結婚のご予定は?」という質問を同じ。
現代社会では「退団=即結婚」じゃないし、場合によってその質問は失礼にあたる可能性もあります。
もしかしたらこの先、このお決まり質問は消えていくのかもしれないですね。
お決まりの質問にこんなことを考えている自分、大人になったなぁ・・笑
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