おはようございます。
む〜です。
昨日タキツバの電撃解散発表がありましたね。
私は日本の芸能界に疎いのですが、タキツバは知っています。
小学校の頃とかめっちゃ流行ったし、タッキーの大河ドラマ「義経」は全話見ていました。
私の会社にもタキツバが好きな女性が一人いたようで(昨日知った笑)、
「なんとなく予感はしていたけど、唐突すぎてやっぱり心の準備が・・」と言っていました。
「その気持ち、とってもよく分かります」と声をかけそうになったのですが、一瞬それが躊躇われました。
タキツバは解散していたことを事後報告しています。(解散は9月10日付、発表は9月13日)
宝塚は事後報告なんてほぼありえない*1
退団公演の2ヶ月前くらいにはちゃんとお知らせしてくれる。
改めて宝塚歌劇団のファンへの気遣いを感じた朝でした。
絶対に気持ちを整理する時間をくれる
好きなジェンヌさんが退団することが発表された瞬間、世界が崩れるかと思った。
好きなバンドが解散すると唐突に発表された時は、もう二度とライブであの和音を聴けないのだと思って泣いた。
どんな時でも、どんなジャンルでも好きな人やグループが自分が見つめていた世界から消えてしまうのは衝撃的で破滅的に悲しいことだ。
今回のタキツバの件も、ファンにとっては死ぬほど辛いことだと思う。
だって何も知らずに過ぎてしまった時間の中で、既に自分の好きなユニットの解散はしていて、後日事後報告されているのだから。
今回、このニュースを見たときに
「普通はこうやって(唐突に)発表されるもんだよね」とふと気づいた。
有名バンドだとファイナルツアーを組んだり色々してくれるけれど、デビューも何もできていないバンドなんてファイナルツアーも何もせずすーっと消えていくことだってある。
そういう意味では宝塚って凄くファンに優しいと思う。
絶対に気持ちを整理する時間と退団を惜しむ時間をくれる。
退団を受け止める時間と気持ちを整理して次の行動に向かうため準備時間を番手関わらず必ず用意してくれるのは宝塚ならではだし、タカラジェンヌが”生徒”だからできることなんでしょうね
千秋楽まで退団を全力で惜しめる
今回一番タキツバファンが可哀想だと思ったのは「解散を惜しめない」こと。
もう発表された時には解散してしまっていたし、解散を惜しむ時間がなかったのはジャンルが違うファンとしても共感できるところがある。
自分の御贔屓がどういう形であろうと目の前から消える日が来るのであれば、その日まで全力で別れを惜しみたいだろうし、その日が来るまで全力で応援したいと私は思ってます。
不完全燃焼で終わることほどファンとして虚しいことはない。
「お前の不完全燃焼なんてどうでもいい」と言われたらそれまでなんですけどね。
私も何度かそういう苦い思いをしたことがあるけれど、本当に虚しい笑
思いのやり場がなくなってしまうんですよね〜。
で、宝塚に話を戻すと宝塚では殆どの生徒さんが大劇場公演の千秋楽で退団してくれる。
上級生・下級生関係なく紋付袴を着させてもらえるし、挨拶もさせてもらえる。
退団に関して、こんなにファンに対して気を使ってくれる事務所ってあるのかな?とちょっと考えてしまった。
宝塚を長年見ていて”当たり前”だと思っていた一連の流れは、実は凄くありがたいことだったんだなと気づいたニュースでした。
私が思っていた以上に劇団は多分”優しい”
しょっちゅう劇団に対して文句たれている私ですが、これを機会に少し考えが変わりそうです。何が変わるかはまだわからないけれど、私の中で何かがコトリと落ちたのは感じました笑
今更かよ〜って感じだけれど、私は大変不器用かつ面倒臭い人間なので人に言われれるよりも自分で気づいたり納得しないと本当の意味で理解できないんです。
ウンウン。
ちょっと考えてみよう。
でわ〜
*1:*コメント欄にて教えて頂いたのですが、事後報告となる場合もあるそうです。教えてくださりありがとうございます!
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