おはようございます。
む〜です。
本来であれば、今頃ロミジュリのチケットを取るために必死だったであろう8月。
いままでは365日チケットを探すためにガツガツしていたので、チケットを探さない平穏すぎる日々にそろそろ飽きてきました笑
そんなこんなで先日、友人から柚希礼音さんのロミジュリDVDを借りて一人鑑賞会してました、
王道ストーリーではあるけれど、あの世界観から語られる「愛」の形に毎回引き込まれます。
久しぶりに「ロミジュリ」を見るとあの頃の礼真琴くんが必死で柚希礼音さんの影を追っていたことを思い出されるのです。
柚希礼音の影だった礼真琴
柚希礼音さんがトップだった頃。
星組は柚希礼音さん一色の組だったと思います。
柚希さんは特別ファンではない私から見てもカリスマ性があったし、何よりも組を一つにまとめ上げる統率力がずば抜けていました。
どの公演を見ても組子ひとりひとりが柚希さんを「神」を見るかのように眩しそうに見つめ、尊敬し、誰もが彼女に追いつこうと全力で走っていました。
良くも悪くもちえさんが圧倒的トップで組子は彼女を直向きに見つめて綺麗なピラミッドが出来上がっている。出来上がりすぎている。当時の星組にはこんな印象を抱いていました。
そして彼女に憧れて入団してきた筋金入りの”柚希チルドレン”の礼真琴も例外なく柚希礼音の巨大な影を目指し、いつしか演技も歌い方もどことなく柚希礼音の影を感じるようになり、礼真琴という男役の個性を見出だすのが難しい時期がありました。
今思えば柚希さんが退団するその時まで礼真琴くんは柚希礼音という存在に依存していたのかもしれませんね。
「アルジェの男」を見ていてもそう感じる瞬間がありました。
演じているのは間違いなく礼真琴なのに、なぜかふとした瞬間に柚希礼音さんを感じるというか。礼真琴じゃない誰かの影を感じてしまうんですよね。実際に舞台見たわけではないので偉そうなこと言えないのですが、スカステの映像で拝見した限りではそんな風に感じました。
礼真琴が柚希礼音を超える瞬間
トップになってから今日までのこっちゃんはやっぱりまだ彼女の尊敬して止まない柚希礼音さんを超えられていないのかもしれません。
柚希さんが退団してから徐々に一人立ちし、”男役・礼真琴”の個性を打ち出していこうともがいているのは観客から見てもよくわかる。
トップになってからようやく、”男役・礼真琴”にしかない個性を発掘しようともがいているように感じました。
彼女は確かに歌がうまい。
ダンスもできる。
芝居もうまい。
技術面ではなんの心配もない、ほぼ完全無欠の次世代トップスターだとは思うけど、男役としてのキャラクターがよくわからない。
前トップの紅ゆずるさんが男役としての個性に溢れているジェンヌだから余計そう思う瞬間がある。
礼真琴が憧れ続けた柚希礼音さんの影から本当の意味で抜け出すのは、彼女がトップとして自分の個性を確立した時なのかもなぁと思いました。
やっぱり柚希礼音は偉大だった
当時、ちえねねコンビが苦手で全公演は見に行かなかった星組。
でも、柚希礼音さんが後世に残した影響は絶大だったなと今更ながら思う。
やっぱり柚希礼音さんは偉大だった・・と感じた平日の朝でした笑
それでは今日も仕事頑張りましょ~!
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