おはようございます。
む〜です。
もうすぐ9月が終わりますね。
あっという間だったなぁ9月。
なんか忙してくてジタバタしていたら終わったという感覚。
達成感70%、喪失感30%です笑
今日は今回の花組公演MVPとして紹介させていただいた水美舞斗くんについて書きたいと思います。
知恵伊豆の異名を持つ松平重綱を95期のマイティーが演じるなんて、劇団の彼女への期待が伺えます。
それではレポ開始です。
”美”の塊だった水美舞斗
マイティー信綱への第一印象は
無駄に美しい ということ。
美しさって減らせないし、こればかりはどうしようもないけれど無駄に美しい笑
マイティーの正統派な美しさがここぞとばかりに光っているので是非ご堪能あれ。
お顔が美しすぎることについては書けば書くほど嘘っぽくなりそうなのでこれ以上は書かないけれど、もう一つ!美しさとしてあげることができるのが所作。
マイティーの動きって筋肉質で今まで苦手だったんだけど(ごめんね)、和物だとパリッとしていて藩主らしく生まれの良さを感じさせる要素になっていました。
捌けていく時の一連の所作。
姿勢の良さ。
目の動かし方。
彼女の体から発せられる全てが”潔白すぎる”と言われていた松平信綱のイメージに結びついていくのが面白かったです。
マイティー信綱に見た「沈黙」の意味
先日もどこかの記事で書いたかもしれませんが『MESSIAH』観劇後、遠藤周作先生の『沈黙』を購入し読みました。
読み終わった後、ふと考えたのがマイティー信綱のこと。
遠藤周作先生の『沈黙』という作品において、テーマとして扱われている”沈黙”には2種類あると思うんです。
一つは”神の沈黙”。
「何故神はこんな酷い仕打ちを受けている信徒を黙って見ているだけなのか?」という一番分かりやすくて重いテーマ。
もう一つは、”歴史の沈黙”。
作中では問いかけも何もないこのテーマ。
でも作品の中で確かに息づくこの沈黙。
切支丹がいたという事実も、その切支丹たちに対して大量虐殺を行ったという事実も全てを葬り去ろう、忘れ去ろうとしている歴史上の沈黙。
マイティーと原田先生が意識して伝えたかったのはおそらく”歴史上の沈黙”ではないでしょうか?
- 不必要なことは一切喋らず、鈴木(綺城ひか理)に比べると”沈黙”が多いマイティー信綱。
- 『MESSIAH』のラスト。リノ(柚香光)が徳川家綱(聖乃あすか)に島原・天草一揆の経緯を話終えた後に、入ってきた信綱が「そんな話を信じてはいけない。あれはただの百姓一揆だった」と静かに告げて”沈黙”を続けようとするあのシーン。
- そして、家綱によって沈黙が破られたあとの表情。
どこまでが本当で、どこまでがフィクションなのか分からないこのラストシーンだったけど、『MESSIAH』という作品を理解する上でも『沈黙』という作品を理解する上でもとても納得のいく演出だったなぁと思う。
期待のホープとして!飛び出せマイティー!
ここからはショーのお話を。
今回のショー、「マイティー大活躍だよ!」とは聞いていたけど本当に大活躍でした。
出ずっぱりなんじゃないかと思ってしまうほど、ほとんどの場面に出ているマイティー。
あまりにも登場シーンが多いので”水美舞斗のお披露目公演”かと思いましたよ笑
しかし、このランクアップすぎる出番でも笑顔と筋肉で応えてしまうのが水美舞斗。
どの角度で見ても、どのシーンを見ても360度疲れを微塵も滲ませず、常に爽やかな笑顔でお客様を釣りまくる。
「これが水美舞斗の真骨頂か!\(゜ロ\)」と思い知らされました。
一番心配していたお歌も今回は破綻なく歌えていましたよ!
全国ツアーでは花組二番手を努めることになると思うので、お歌が苦手なカレーくんの分まで、しっかりバックアップしてくれそう!
マイティー頼もしいぞ!!!
私を観に来てください!と言ってたあの頃が懐かしい。
マイティーを観てるとどうしても”フレッシュカフェブレ”に出てたあの時代を思い出してしまう。
もう「私を観に来てください!」なんて言わなくても多くのファンが彼女を観に劇場に足を運んでいる。
本当によく頑張ったねと言いたくなってしまう私は何様なんだろうか笑
でも、そう思わずにはいられないほど彼女の成長が愛おしいし、心から応援したくなるんだよね。
次回は・・鳳月杏様!
ちなつさん大好きな私ですが、ちょっと引っかかることがあって、いままでちなつさんについて一切触れてきませんでした。
その理由も併せて後日かけたらと思います。
本日も一日お仕事頑張りましょう!
でわ。
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