おはよございます。
む〜です。
昨日、星風まどかちゃんの部分休演が発表されました。
まどかちゃんはトップ娘役さんだから、全日程休演なんてなかなかできないと思うのですが、フィナーレのダンスだけが踊れないってどんな怪我なんだろうと心配になります。
まどかちゃんの休演もそうだけど、最近大劇場で休演してしまう人が多すぎるように思います。
これって、
「働きすぎ」ってことなんじゃないんですかね?
今、日本全国で問題になっている「過労」。
タカラジェンヌもがっつり「過労」だと思います。
ハードすぎるスケジュール
タカラジェンヌのスケジュールをざっくり書くとこんな感じ。
お稽古→宝塚で公演(約一ヶ月)→東京で公演(約一ヶ月)→お稽古
これを何年も繰り返して来ています。
これだけだと単純だと思われるかもしれませんが、この他にも
- 公演で使用する髪飾りなどのアクセサリー作り
- スカイステージ関連の撮影・取材
- 各報道機関からの撮影・取材
- 声楽・ダンス・演技の個人レッスン
- 非公式ファンクラブ関連の仕事(お茶会・入り出待ちなど)
- 宝塚友の会関連のイベント出演
- チケットを捌くための人脈作り(売れ残ったら自腹を切らないといけないらしい)
これだけの”業務”が彼女たちにはあります。
私が知っているのはこれくらいですが、実際はもっと多いのかもしれません。
トップさんや人気スターさんになれば更に業務が増えます。
彼女たちにとってプライベートな時間は休演日・お稽古前後の時間。
これしかありません。
しかし、彼女たちはこの貴重なプライベートの時間を削って先ほど列挙した業務をこなしているのです。
彼女たちに休みは殆どありません。
長期(一週間以上)のお休みを取るとき、それは大きな怪我や病気をした時。
これらを予防するために休むことなんて出来ません。
どんだけ社畜なんだ・・。
始まっている?働き方改革
実は私たちファンが知らないところでも、働き方改革は始まっているようなんです。
この記事は今年の4月に公開されたものです。
公開当時、私もこの記事読んでゾッとしました。
読んだことがない方は是非ご覧ください。
よくジェンヌさんのインタビューで
「電気が消えても、自主稽古している人が多くて頼もしいと思った^^」
とか
「夜遅くまで自主稽古して、帰る頃には飲食店がやっていなかった笑」
なんて話をさらっと素敵な笑顔で話されていますけど、よくよく考えれば「ヤバイ」ですよね〜笑
ジェンヌさんの爽やかな笑顔に完全に騙されてるけど、ヤバイ労働環境だと思います。
本当に、働き方改革は進んでいるのだろうか。
先ほど紹介した記事では「効率的な稽古の必要性」を訴えていますが、稽古って効率よく出来ないと思うんですよね。。なかなか。
私はこの記事を書いた方とは違うものが必要だと感じます。
スケジュールの見直しです。
タカラジェンヌは道具じゃない
タカラジェンヌは24時間365日笑顔で踊れる道具ではありません。妖精でもありません。私たちと同じ人間です。
休演が立て続いている今、体調管理を生徒に任せきるのではなく劇団も関与していくべきではないでしょうか。
プロとして体調管理するのは当たり前かもしれませんが、あのスケジュールでは無理です。
タイトすぎるスケジュールを見直し、唯一無二のスターたちを大切にしてあげて欲しいです><
随所に改革を感じる宝塚
何回かこのブログでも書いてるけど、宝塚も随所で”改革”が必要だなと感じます。
リフトも然り、災害時の出勤然り、、。
(関連記事は下記にリンクを貼っておきます)
私は夢を届けてくれるジェンヌさんが元気ならもうそれだけでいいので。
もっと生徒さんを大事にして欲しいです。
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