おはようございます。
昨日から宙組オーシャンズが始まりましたね!
私も今月末観劇する予定ですが、すでにムラで観劇された方曰く「星とも花とも違う魅力があるよ」とのことだったので今から観劇がとっても楽しみです^^
真風さんのダニーは割と爽やかそうなイメージがあるんですが、果たしてどうなのでしょうか?そのへんを観劇までの楽しみとして取っておこうと思います。
さて、今日は!
先日読んだ日経の「私のリーダー論」に記載されていた小川理事長のインタビューについて思うところがあったのでブログにまとめておこうと思います。
今までは小川理事長の発言に関してこのブログでいちいち言及したりしてきませんでしたが、ここ最近の宝塚歌劇団の体制で気になる部分がいくつかあるので理事長のお考えに少しでも触れたいと思い読んでみました。
読んだ記事は『トップスターと膝詰め 宝塚歌劇、過去最高動員への道』
今回読んでみた記事はこちら
「上」と記されているのでおそらく「下」も近々掲載されるのでしょう。
内容は読んでいただくのが一番わかりやすいと思いますが、ざっくりまとめると「小川理事長から見た宝塚歌劇団、そしてその運営について」です。
小川理事長の経歴を見るとなぜ彼が「現場第一主義」に拘っているのかもよくわかります。詳しくはリンク先を読んでみてください。
昨年の劇場の稼働率100%越えの秘訣は小川理事長の考えである「現場第一主義」から来ているんだろうな〜とこの記事を読んで思いました。
確かに現場は大事ですし、そこで学んだことを利益に活かせるのであればどれだけ優秀なセールスマンなんだろうと思います。
が!
昨今の宝塚の運営・演目決定をみていると、その「現場第一主義」の「現場」がどこを指しているのかわからなくなる時があります。
小川理事長の「現場」とは?
今回のこの記事をみていると、小川理事長の「現場」がどこなのか私にはわからなかった。
記事内には理事長がいかに現場主義であるかが具体例をもって書かれています。
- 団員の体調管理。
- 稽古場や若手の自主練にもちょくちょく顔を出すようにしている
- 100周年前の「空席」時代が現場主義になった原点
- 歌劇団の団員達(トップスター)との話し合い
- 歌劇団関連の採用に立ち会い、直接話す
- 作品づくりのための海外交渉(実際にご本人が行ったかは不明)
この中で一番驚いたのが小川理事長が行うまで「歌劇団の側がトップスターたちとそうやって経営的なことを話し合うことは、それまではほとんどなかった」ということ。コレは色々驚きですね・・。
チケットの販売を生徒さんの非公式ファンクラブなどに任せているのに話し合ったことがないなんて笑 小川理事長になるまで一体どんな体制で運営してきたのかがとっても心配になるエピソードです。
話が逸れてしまいました!本題に戻りますね。
確かにここに書いてあることは全て劇団内の現場に行かないとわからないことだと思います。
でも私の考える現場ってちょっと違います。
今回の小川理事長のインタビューで語られている現場ってあくまでも「内輪の現場の話」。
本来の現場って「お客さんが目の前にいる舞台(現場)」ではないのかなと私は思いました。短いインタビューだし、このインタビューしか見てないから大したことは言えませんが、小川理事長が現場主義を徹底するようになったきっかけと言われている「座席が赤い」状態の客席。
そここそが本当の現場であり、戦場なのではないでしょうか?
「人が宝」この言葉が胸を打つ
今回のインタビュー中でこんなお言葉がありました。
私は営業畑の人間ですから、どうしても営業に力を入れて売り上げを伸ばさなくてはという視点で考えてしまいますが、宝塚のような組織は結局、人が宝なのです。制作者の立場と営業と、車の両輪として見ていかなければいけないと痛感しました。
小川理事長の「営業」の意味が私の考えている「営業(外回りなどで多くの人と接して利益に繋げる)」がだいぶ違うのでちょっとわからない部分もありましたが、「人が宝」というのは間違いないです。
色々と劇団の人事に思うところはありますが、ファンもタカラジェンヌを含めた制作サイドの人間もみんな人です。
「人は宝」という考えを利益を考える上で毎回考えられる小川理事長。
「現場第一主義」だと自ら語る小川理事長。
この後の人事・演目に期待していきたいと思います。
でわ〜。
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