おはようございます。
む〜です。
明日、千秋楽を迎える月組「エリザベート」。
明日でちゃぴも最後なんですね・・。
私が見始めた頃からずっといたちゃぴが宝塚から去ってしまうのは寂しい気もしますが、今から彼女のインスタ開始を楽しみにしています^^
さてさて!
今日は月組「エリザベート」の総まとめをします。
本日まで各メインキャストについて書いてきましたが、一人一人記事を書くのはやはり大変で^^;
今日は今まで書けなかった出演者について書きます。
これまでの感想一覧
今日まで書きためてきた各キャストの感想はこちらです↓
各キャスト感想
ゾフィー: 憧花ゆりの
声の高さに驚いてしまったけど、いい意味でスーさんらしい役作りだと感じました。
気品とか皇族らしい立ち振る舞いは見られなかったけれど、シシィを苛め抜く断固とした態度は迫力がありました。私がシシィだったら第一声で逃げ出します。
個人的にはもう少しどっしりと構えたゾフィーの方が好きでした。
ツェップス:光月るう
るうさんのお芝居好きだなぁと改めて実感。
どんな役をしていても人間性があって優しさを忘れていない眼差しが好きです。
ツェップスってキーパーソンなんだろうけど出過ぎちゃいけない役なので、るうさんの控えめな演技、よかったと思います。
ルドヴィカ:夏月都
ゾフィーの妹・・という設定は頷けなかったけれど、マックスが浮気してしまう理由がわかった気がした笑
夏月さんのルドヴィガが割と大人っぽくて若々しい女性ではない分、まゆぽんマックスのイケメンさ・奔放さが際立っていたというか笑
シシィの披露宴パーティーでまゆぽんマックスが納得できずにうだうだしているのをなつこルドヴィガが引っ張っていく姿にほっこり^^
夏月さんの「姉さん女房」感がしっかり出ていました。
死刑囚の母:玲実くれあ
エリザベートの中で好きな役の一つに”死刑囚の母”も入っています笑
この悲痛な訴えに対するハプスブルク家の対応の冷たさに当時の皇族第一主義的な思想が垣間見られます。(この時、れいこルキーニも渋い顔をするんですよ〜。小芝居すごい)
玲美さんの悲しみに満ちた声に対して組長ゾフィーの冷たさたるや!!
玲美さんの熱演のおかげでとても思い出深いシーンになりました。
グリュンネ:紫門ゆりや
グリュンネ伯爵が年老いてもかっこよすぎて笑
しかもいつもニコニコ幸せそうに笑っているゆり様が小難しいことを喋る嫌〜なおじさんになっているのが個人的ツボでした。
それにしても彼女のロイヤル感はどんな役をしていても質を落とさないのが凄いですね。いつか紫門フランツも見てみたいと思いました。
マダム・ヴォルフ:白雪さち花
流石さち花姐さん!!(さちかさんについては何故か姐さんと呼んでしまう謎)と叫びたいほど良かった!歌も外見も。
さち花姐さんはカメレオン女優ですよね。”白雪さち花”というタカラジェンヌから連想される役以外もしっかりモノに出来てしまうのは彼女のお芝居が上手だからでしょう。
正直「宝塚でこんなにやっていいの!?」と思ってしまうほど、薄汚くて下品で卑しかった(褒めてます)。
癖になるマダム・ヴォルフでした。
ラウシャー:千海華蘭
ラウシャーのイメージは私の中で”紫峰七海”の演技でほぼ形作られてしまっていたのですが、(変態チックな笑みを浮かべる司祭)からん君のラウシャーもいいなぁと思いました。
見た目は神父様!って感じだけれどゲスい話の時にちょっぴりニヤッとする感じ。
卑しさ40%くらいのラウシャーもかっこよかった。。
というか群舞のからん君かっこよすぎて死にそうでした←結局はここ。
スターレイ:香咲蘭
エリザベートの侍女というとリヒテンシュタインばかりを思い浮かべてしまいますが、
実はエリザベートの孤独を一番理解して寄り添ったのはスターレイなのではないかと思うのです。
誰よりもエリザベートを身近に支え、殺害されるその瞬間までエリザベートを支えようとする彼女をみていて、初めてスターレイの生涯に想いを馳せることができました。
はーちゃんのリヒテンシュタインの役作りに対してりささんのスターレイはエリザベートの母親のように。。時には鏡のように共に泣き痛みを分かち合おうとする姿が印象的でした。
マックス:輝月ゆうま
各方面で大絶賛のまゆぽんマックス。
歴代で一番イケメンでしたね!!!1幕終わってから一番最初に出た感想が「あんなイケメンなパパならファザコンになるわ」でした笑
まゆぽんマックスは帽子を被ったり、外したりする度に髪の毛が乱れていないかチェックする色男ぶり。
それなのに、シシィの結婚となると気を揉み始めてしまう可愛いさ・・。
あんなイケメンチャラ男パパを皇族のしきたりに縛り付けておくなんて無理なんだろうなぁと納得のいくマックスでした。
リヒテンシュタイン:晴音アキ
はーちゃんのリヒテンシュタイン、好きです!
歴代で一番好きかも。
気怠い感じがとても共感できるというか笑
「仕事としてやってる」感が半端ないんですよね。
これが同じ侍女のスターレイとの違いだと思います。
ちょっとした仕草、「めんどくさいな〜」という雰囲気を出すのが上手いですよね。
きっちり結い上げているリヒテンシュタイン、というよりも後れ毛が魅力的なリヒテンシュタインでした。
も〜最近はーちゃんが気になってしょうがない!笑
BADDYみててもはーちゃんを追いかけてしまいます。
いつかブログでこの気持ちを書こう^^
ジュラ:春海ゆう
春海くんのお芝居は自然ですよね。
周りのジェンヌさんに比べて背は低いのに存在感抜群なのは恐らく彼女の芝居力が高いから。
周りを巻き込んで演技できる方だなぁと毎回思います。
ヘレネ:叶羽時
ときちゃんがヘレネをやると聞いた時、「ついにこの役をやるようになったんだな」と思いました。
この役はヘレネがどれだけ「変な髪型・変なドレス」をできるかによって場面の生死が決まると言っても過言ではないのですが、ときちゃん変でした笑(褒めてます)
歴代ヘレネをみているとドジっ子のように描かれることが多いヘレネですが、ときちゃんのヘレネは緊張と覚悟の狭間で揺れ動いている気持ち、妹への愛情がしっかりを現れていてよかったです。
いつかヘレネの人生も舞台化して欲しいなぁ〜。
エルマー:蓮つかさ
れんこんエルマーは派手さはないけれど、革命への闘志、仲間への愛をひしひしと感じる地道で味のある人物になっていました。
「味のある」という表現しかできないのが悔しいのですが、これしかない!
例えるならおでんのような存在です。
見た目的な派手さはないけれど、奥深い味わいがあって複雑な旨味を感じる・・。
レンコンは若者から老け役まで出来るのが魅力的な女優です。
「次の役はどんな役だろう?」と思わせてくれる数少ない役者です。
シュテファン:風間柚乃
風間くんって凄いですよね〜(語彙力)
この学年でこれだけ演技できる男役って珍しい。
目の使い方、台詞の間の取り方、お化粧の仕方。
末恐ろしいとはこの方のことですね。
おだちんルドルフも見ればよかったという後悔が未だにあります><
黒天使たち
黒天使 夢奈瑠音
黒天使 朝霧真
黒天使(娼婦) 輝生かなで
黒天使 英かおと
黒天使 蘭尚樹
黒天使(マデレーネ) 天紫珠李
黒天使(娼婦) 彩音星凪
黒天使 礼華はる
黒天使 一星慧
黒天使 蒼真せれん
まとめてごめんなさい><
でも皆さん本当に素晴らしかったです。
初めて黒天使の存在を意識して作品を楽しみました。
一挙一動乱れぬダンス。歴代で一番揃っていたのではないでしょうか?
今回は2回ともB席で観劇したのですが、黒天使が出てくるたびにオペラグラスで彼女たちの表情・動作を追ってしまいました。
そして大変申し訳ないのですが、るねくんと真くん、じゅりちゃん、かなでくん以外のお名前がわからなくて涙
全員素敵だったので全員の顔と名前を一致させたいのですが、まだ出来ていません><
TCA様、どうか黒天使たちのポスターを出していただけないでしょうか・・。
とっても素敵だったのでおうちに飾りたいです。。
エーアンの歌手:周旺真広
歌ウマの若手さんが演じる役”エーアンの歌手”。
今回もとても楽しみにしていました。
かなみん、やっぱり歌うま〜い!!!!
あの数秒しか歌わない場面でも「あの子は誰!?」と思わずオペラをあげてしまいました。
月組さんの新人公演をタカニュで見たのですが、かなみんに限らず月組の若手は歌の上手い方が多いですね〜^^
月組の将来は安泰だなと思いました。
女官/エトワール:美園さくら
さくらちゃんはエトワールでようやく認識できたのですが、思っていたよりも歌が微妙でちょっとがっかり><
「雨に唄えば」の時は歌上手いなぁと思ったのですが、私が見た日がいけなかったのでしょうか?
声がカスカスで「これがエトワール?」という出来だったので残念。。
次回の大劇場公演では美しい歌声を聞かせてくれることを祈っています。
少年ルドルフ:蘭世惠翔
蘭世くん、可愛すぎました。
恥ずかしながら、今回の公演で初めて蘭世くんの存在を認識しまして(汗
しかも男役さんという事実に衝撃を受けました笑
だってあまりにも可愛いんだもの!!
そして声が綺麗・・。ソプラノが娘役さんのように澄んだ声で驚きました。
あんなに可愛いルドルフを置いていくエリザベートの気が知れません←
子供らしいママを求める気持ちに胸を打たれ、普段母性の欠片もないこの私に母性を感じさせてくれました笑
とりあえず黒天使のポスター欲しい
長々と書いてしまいましたが、如何だったでしょうか?
書いていて「あ、もう宇月さんはいないんだ」と少し寂しくなってしまいましたが、月組の下級生は頼もしい方ばかりなので今後の月組がとても楽しみです^^
とりあえず今は、黒天使のポスターが欲しいです。
以上!
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