おはようございます。
む〜です。
昨日の記事に対して色んなご意見を頂き、勉強になりました。
ありがとございました。
舞台もそうですが、やっぱり人によって全く感じ方が異なるんだと改めて思いました。私の意見も一意見として捉えていただければ幸いです^^
ということで、今日は主演である「珠城りょうくん」について舞台の感想を書こうと思います。今回は舞台の内容があまりにも頭に入ってこなかったので、「夢幻無双」で宮本武蔵を演じたたまきちについて言及するというよりかは、舞台人としてのたまきちについて言及する内容(ビジュアル・技術面など)になっています。
自分の頭の中を整理するためにも良かった点、悪かった点でまとめてみます。
https://www.zuccazuccamu.com/moon/mugen_musou-20190515
珠城りょうの良かったところ。
先に箇条書きで良かったところを書き出してみます。
グダグダな脚本の中で主演をはるのはとても大変だったと思います。
でも、作品の興行は主演にかかっているというのもまた事実。どんな駄作も「売る力」が主演には求められてきます。今回は残念ながら私のみた日は空席が多かったのでお世辞にも売れているとは言い難かったので、たまきちの「売る力」については言及しません><
しかし、今回の舞台で特にたまきちの「ここがよかった」と思う点がいくつかあったので箇条書きで挙げさせていただきます。
[box04 title="良かった点"]
- 宮本武蔵の風貌がとてもよく似合ってた。
- 恵まれた体格から繰り出される殺陣は迫力満点!
- クルンテープのデュエットダンスでさくらちゃんを包み込むような眼差しが素敵。
- 男役群舞前に美弥ちゃんと視線を交わし合うあの瞬間がなんとも切なくて頑張れってなった←
[/box04]
「宮本武蔵」という人物とたまきちは本来相性がいいはずなんだろうなと感じました。
まず風貌からしてぴったり(みんながイメージする宮本武蔵そのものって意味です)だし、その堂々とした立ち姿も様になっていた。たまきちのビジュアルを持ってすれば今回の「宮本武蔵」という役は当たりだったと言えます。
また、恵まれた体格から繰り出される殺陣はやっぱり迫力がありましたね。佐々木小次郎(美弥ちゃん)とはまた違った威圧感を感じました。
そして、ショー「クルンテープ」では新しく相手役として迎えたさくらちゃんを優しく包み込むような眼差しが印象的。彼女が「役」としてではなく「人」としてさくらちゃんに真摯に向き合おうとしている雰囲気を感じ取りました。それは美弥ちゃんとの男役群舞前のダンスも同じで、美弥ちゃんに対する感謝の気持ち、そして寂しい気持ちがそのワンシーンにグッと詰め込まれていて少しだけ目頭が熱くなりました。
彼女の魅力は今まで包容力だと思っていたけど、隠しきれない「人間臭さ」なのかもしれないなと今更ながら思いました。
珠城りょうに改善してほしいポイント
「悪かった」って言葉を使うとキツイ印象を受けますが、要は「もっと良くなってほしい」ところです。
こちらも先にザクっと箇条書きしてみます。
[box05 title="改善してほしいポイント"]
- 滑舌が悪くて時々台詞が聞き取れなかった。
- 「殺シテクレェ!」など一部の台詞が棒読みになってしまっていた
- 歌に感情の起伏が欲しい・・。
[/box05]
今回のお芝居、特に「滑舌悪くなったなぁ」と感じました。
宮本武蔵という役がボソボソと喋る役なのか?それともご本人の体調が悪かったからなのか?真相はわかりませんがとりあえず聞き取りづらい。たまきちは以前から急に早口になってしまう時があって、その時(早口になっている時)だけ聞き取りづらいと感じていたのですが、今回は全体的に聞き取りづらかったのがすごく残念。
「宮本武蔵」は話が飛び飛びになるので、それぞれの台詞が聞き取れないと命取りになりかねません。落ち着いて台詞一つ一つを観客に届けて欲しいなと思いました。
また、滑舌の影響変わりませんが「殺シテクレ〜」とか「助ケテクレ〜」と叫ぶ場面が全部棒読みになってしまっていて全く緊迫感を感じられませんでした。これは彼女の男役としての声質が平坦(?)で起伏が少ないことが起因しているのかもしれませんが、棒読みすぎて「どうしたたまきち!?」となってしまいました。たぶんこの台詞が苦手なだけだと思うけど、必死さが伝わらないので物語も平坦に感じてしまうという不思議・・。
これと同じく歌もそうですね。感情の起伏がもっと欲しいと感じました。これは前からなのでこれ以上いうことでもありませんが、たまきちの声って太いけど伸びないのが勿体無い!伸びるようになるとミュージカル作品がきても強くなれると思うので今から少しでも頑張ってほしい。
「おっさんじゃねぇ」を堪能せよ
この作品、一体たまきちの何を堪能すればいいんだ!とみんな悩むと思う。
私も悩んだ。
でも、上述した「良い点」以外にもたまきちの「おっさんじゃねぇ」発言は面白かったのでそこをご堪能ください笑 しつこいくらいこれで笑わせに来ます!
でもここで笑っとかないと今回の作品は楽しめないと思うので・・・笑
思いっきり笑ってください。
ということで、明日は佐々木小次郎を演じた「美弥るりか」さんについて書きます〜。
でわ。
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