おはようございます。
む〜です。
「fff」を 観劇したことが遠い昔のことように感じられる〜。
来週金曜日は星組初日を見にいくし、今月は宝塚三昧な月だから気持ちがどんどん次の公演に向かっています。
さて、今日は自身の退団公演が始まった華優希ちゃんについて語ります。
花組トップ娘役・仙名彩世さんの座を引き継いだ華ちゃん。
就任当時から多くのものを求められてきた彼女。
今日はファンが彼女に求め、彼女が答えようとしてきたものについて語ります。
研12と研6
12と6。
この数字を見ただけで愕然としてしまうものがあります。
ユキちゃんは研10でトップになり研12で宝塚を去りました。
華ちゃんはトップ娘役就任当初は研6。
2021年現在は研8です。
ユキちゃんと華ちゃんの経験値の差は数字を見ても歴然なのです。
ゆきちゃんはメディアで「遅咲き」と称されていましたが、結果として彼女の豊富な経験から繰り出される娘役として円熟した立ち振る舞い、そして舞台人としての引き出しの多さに対して多くのファンがつきました。
そんなユキちゃんの跡を継ぐ華ちゃんがトップ娘役として、いきなりユキちゃんの真似をしよう、ユキちゃんのように振る舞おうとするのは絶対無理なわけで。
本来であれば彼女に求められていくもの・期待されていくであろうものはユキちゃんとは全く別物もになるはずでした。
しかし、前任であるユキちゃんが実力派だったこと、初めの相手役が明日海りおという稀代のトップスターであったという不幸が重なり、彼女は彼女の限界以上の実力を求められ、時にはそれらに苦しまされてしまう結果になってしまいました。
私が華優希ちゃんに求めてきたもの
人によってはなちゃんに求めるレベルは違うのかもしません。
彼女がトップ娘役として就任すると聞いた時、私が彼女に最低限求めたのは
- 圧倒的な可憐さ
- 萎縮しない芝居
- 笑顔
この3点でした。
この3つはトップに就任する前から華ちゃんの”持ち味”だと思っていた長所。
結果として彼女は最後までこの3点を持ち味として最後まで生かし続けてくれているように思います。
彼女の守りたくなる「可憐さ」は宝塚全体を見ても稀有な能力です。
今までの抜擢でもこの魅力が買われたのかな〜とも感じています。
今わゆる「王道プリンセス」です。この可憐さを大切にしてほしいなと思っていました。
そして、「萎縮しない芝居」。
舞台人としての彼女の魅力、それは芝居でしょう。
歌・芝居・ダンスの中で特に彼女が長けているのは「お芝居」。
以前、花組の全国ツアーを見たときも彼女のお芝居には心惹かれましたし、彼女の心のこもったお芝居は時に人の心を大きく動かします。トップ娘役になるとどうしても同じような毛色の役が続いてしまいますが、彼女の今まで培ってきたセンスを活かして毎公演をお客様に新しい「華優希の芝居」を見せてほしかったのです。
いろんなことがあったけど、やっぱりお芝居しているときの華ちゃんが一番華優希らしいさが出ていると思いましたね。
最後は「笑顔」!
これだけは忘れないでほしいとずっと思ってきました。
どんなに何かが出来なくて辛くても、笑顔は忘れないでほしい。
娘役さんはとびきりの笑顔が一番!
最後のその日まで臆せずにキラキラとした笑顔で観客を魅了し、愛を与える存在でいてほしいです。
華優希という娘役
彼女はユキちゃんの後継ということもあり、色んなことで苦労されてきたと思います。
出来ないこと・自分に足りないものが圧倒的に多くて彼女はとっても悩んできたのではないでしょうか?
正直、退団公演が始まった今の彼女を見ていても「もっとこうなってほしい」とか「もっと上手になってほしい」と感じる部分はある。
私は宝塚歌劇に「成長物語」を見に行っているわけではないので、ある程度完成された主演(トップ男役・トップ娘役)が舞台の真ん中にいてほしいと望んでしまうタイプなので、どうしてもこの気持ちに嘘はつけない。
でも同時に、華ちゃんには前トップの後を追うだけの娘役にはならな区て良かった。とも思うのです。
自分の持ち味を活かしつつ、できる範囲で努力した。
ちゃんと「華優希」という唯一無二のトップ娘役像を確立しようと限られた時間の中でも頑張ったのではないでしょうか?
私は華優希という娘役がトップ娘役に適していないと思ったことは一度もない。
もっと時間をかけてトップ娘役にしてあげていれば、こんな早くに退団することもなかったのでは?とは思うけど。
最後に本音をポロッと吐かせてもらうと、
花組プロデューサーの采配ミスだと思うよ色々。
ではでは〜。
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