おはようございます。
む~です。
昨日の夜、ふと思ったのですが。
最近再演物がやけに多いですね。今更ですけど笑
2018年は再演作品が4割を占めていた
昨年からの作品を振り返っても、
- WEST SIDE STORY(2回)
- 不滅の棘
- うたかたの恋
- 誠の群像
- あかねさす紫の花
- THE LAST PARTY
- 凱旋門
- エリザベート
- メランコリック・ジゴロ
- ファントム
- 霧深きエルベのほとり
- オーシャンズ11
- アンナ・カレーニナ
- 黒い瞳
- アルジェの男
緑文字が2018年に再演された作品。
赤文字が2019年に再演が決定している作品です。
2018年は28作品(タカスぺとNewWave星は数にいれていません)が上演されていますが、その内の11作品は再演ものです。
割合で考えれば約4割が再演だったということです。
ちなみに、2017年は27作品(タカスぺ・宝塚舞踊会・NewWave雪は数にいれていません)のうち、6作品でした。再演作品の割合は全体作品数に対して約2割でした。
2018年の”再演作品数が全体の4割”という数字が多いと感じるか少ないと感じるかは人によって違うのでしょうが、
個人的には年間上演されている作品のうち4割が再演というのは予想以上に多いなぁと感じてます。
私が宝塚歌劇に出逢った2010年の公演ラインナップをみると、余計に2018年の再演作品の多さに驚いてしまいます。
4割という数字にみる「宝塚のこれから」
再演作品4割という具体的な数字をみると、劇団のこれから行おうとしている経営方針が何となくわかるような気がしてきたのです。
今まで私が考えていた宝塚歌劇の良さの一つに「新作の多さ」は必ず入っていました。
劇団四季や帝国劇場のように同じ作品でロングランし続けたり、定期的に再演を行うことがない。殆どの作品がその時しか見れない作品ばかり。
これこそ宝塚の魅力だと宝塚100周年あたりまでは本気で思っていました。
実際に宝塚歌劇100周年を迎えた時に某脚本家の先生が雑誌のインタビューで宝塚歌劇の魅力は「新作を次々と打ち出す強さである」と仰っていたことからあながち間違っていないはずなのです。
しかし、再演作品4割という数字を見るに現在の宝塚歌劇団の方針は100周年の頃から大きく変わりつつあるのかもしれません。
再演作品を上演するメリットは主に2つあると私は考えています。
一つは、新規ファンに「宝塚歌劇の名作」をみせるチャンスを作れる
二つめは各作品ファンを集客できる。これを機に宝塚歌劇への出戻りをも期待できる。
この2点が大きなメリットであるはずです。
対してデメリットはそこまで大きくありません。
デメリットとしては私のような既存ファンに「また再演か」と飽きられるだけ。
でもこれも完璧なデメリットとはいえません。だってほとんどの人が「またか」と言いながらも新しい解釈・演出をみたいがために見飽きた再演作品でも足を運ぶからです。
こう考えると大作の再演がもつ経済効果の大きさには目をつぶれないでしょうね。
例えそれが「新作を次々と打ち出す」という宝塚歌劇らしさを失うことになったとしても、一企業の利益の追求としては理にかなった方法なのですから。
宝塚歌劇団はこれからも2018年と同じくらい「再演」に力を入れることになるでしょう。
そして再演に力をいれることによって、現在宝塚歌劇団に在籍している脚本家の能力低下は逃れられない宿命となるでしょう。
新作を打ち出しても鳴かず飛ばずの状態が続けば、最悪の場合も予想されますね。
大作の再演は飽きました。
正直にいっていいですか?
再演飽きました~)^o^(
エリザもベルばらも風と共に去りぬもファントムも何度も見てるしもういいかな、お腹一杯かなという気もしています。
作品自体は今でも大好きなのですが、何年たっても変わらない解釈・演出に飽きてしまったのです。
最近宝塚歌劇の扉を叩いた方、作品ファンの方からしたら飽きるということはないのかもしれませんが、私は正直飽きちゃいました。
皆さんはどうでしょう?
近年の再演祭りに飽きてしまった方はいらっしゃいますか?
皆さんの感想もぜひ教えてください^^
でわ~。
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