おはようございます。
む〜です!
今日はお花見日和ですね^^
今年の桜は寒さもあってよく持ってくれたなぁ〜。
ということで今からお花見してきます。
目黒川でお花見するか悩んだのですが、TVで混雑している様子が映し出されて早々に諦めました笑
目黒川、人多すぎ!!笑
お花見のためにわざわざ混雑にハマりに行くのも癪なので静かに地元でお花見したいと思います。
さて、本日はきのう観劇してきたCASANOVAの感想をちょこちょこ書いていきます!
昨日の記事でも冒頭にちょこっと愚痴らせて頂きましたが、個人的にはあまり面白くなかった作品でした。
CASANOVAを面白い!と感じている人にとっては不愉快な感想かもしれないので、書き始める前に予め告知しておきます。見るも見ないもお好きなようにどうぞ。
では、早速レポを開始しま〜す。
脚本に関する一言感想
定番となってきた一言感想。
一言感想ってなんやねんって感じですけど、要は”この作品で一番感じたこと”です。
約3時間の舞台、感じることは沢山ありますが、その中でも最初から最後までずっと感じ続けていることをいつも一言感想としてこちらに書いています。
今回の脚本に関する一言感想ですが、
宝の持ち腐れ。
でした。
キャスト・音楽・衣装。
全て揃っているのにこんなにまとまりのない脚本を書けるってある意味すごい。
生田脚本の良さについて
以前から書いているけど、私は生田先生と本当に本当に(大事なことなので2回言う)相性が悪い。
去年も私と生田先生の相性の悪さについて書いたけど、もうこれはどうしようもないことなのかも。
生田先生の脚本でイイネ!と思うポイントは「生徒の見せ場をしっかり作るところ」。
これは座付き脚本家の最大の利点なのですが、生田先生は特にこのポイントを意識して脚本・演出を手がけられているのがわかります。
どんな生徒にも見せ場を与えたい。
チャンスを与えたい。
先生のそんな熱い想いは生徒さんの動かし方からしっかりと読み取れます。
近年増えてきましたが、宝塚で外部作品(宝塚の座付き脚本家以外の方が手がけた作品)を上演すると、どうしても生徒さんの見せ場を作ることが難しくなってしまいます。
場合によっては大きく内容を変更しないと行けなくなりますし、最悪の場合、原作の良さを活かしきれないこともあるでしょう。
生田先生の脚本はこの点では好きです。
下級生にも見せ場を作ったり、生徒さん一人一人を活かすのが上手な先生だから。
ただ、いざ生田先生が手がけた舞台を見ると「つまらない」と感じてしまう。
彼は宝塚愛も、生徒愛も持っているのに、、何故私はこう感じてしまうのでしょうか?
私が生田脚本を苦手だと感じてしまう理由を考えた
最初に言っておくと「春の雪」「ドンジュアン」はとてもよかった。
原作ありきということもあってか、物語全体にまとまりがあって登場人物それぞれの終着点もわかりやすかったのです。
しかし、生田先生はどうしても・・オリジナル作品が弱い という印象を持たずにはいられない。
多くの生徒にチャンスを与え過ぎてしまって、彼の脚本力では包括しきれていないと感じてしまうのです。物語を「起承転結」の「結」に持っていく力が弱いというか・・。
これが「苦手/つまらない」という意識を私から引き出してしまっているのかもしれません。
登場人物全ての物語を3時間の中で終わらせるのはとても難しいことだとは思うけれど、そこでこそ彼の脚本力が試されているはず。
生田作品で一番気になるのが「尻切れトンボ」気味に終わる物語。
詰め込み過ぎて後半ドタバタと終わっていく物語は余韻も何もあったもんじゃないし、何しろ後味が悪い。そこまで丁寧に引いてきた伏線を最後の10分くらいでワシャワシャとまとめる感じがどうも苦手です。
生田先生は題材選びが上手なだけにここがもったいないと感じます。
これが私が生田作品を苦手だと感じる最大理由かもしれません。
4回観劇するのはきついかも。
ユキちゃんの退団公演ということで、多めに取っておいた「CASANOVA」チケット。
生田作品は苦手だと事前に分かっていたけれど、ユキちゃんを見届けたい一心で取ってしまったんだよね・・。
CASANOVAの前に20世記号のようなハイクオリティコメディを見てしまったのがいけなかったかなぁ。
4回観劇するのはちょっとしんどいかもと思いました。
明日からは各キャストについてお話しします!
でわ〜。
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