お疲れ様です〜。
む〜です。
久しぶりに宝塚歌劇団の公式サイトを覗いたらまさかの希和ちゃんの退団・・。
きわちゃん就任の時点で「夢白ちゃんの前にワンクッション」的な役割なのかなとは思っていたけれど、新生雪組としてスタートしてからはきわちゃんのトップ娘役としての美しい立ち振る舞い、大器晩成の娘役芸に心奪われまくっていただけに今回のきわちゃんだけ退団はかなりショックです。
普段は後任の娘役について思いを馳せたりするところなんだけど、今回に関してはまだそこまで頭が回らない・・というか寂しさで胸いっぱいです。
[blogcard url="https://www.zuccazuccamu.com/snow/20200904-5"]
宝塚スターカレンダー占いはハズレ
私は毎年発売される宝塚スターカレンダーで大体の人事の予測をつけて観劇に挑みます。
もし好きな人に退団される可能性がありそうだったらその年は観劇回数を増やすとか、、悔いが残らないように推せるときに推せるように努力してきました。
なので今回のきわちゃんの退団は完全にノーマークでして涙
カレンダーをあてにしていた身としては「きわちゃん、年末で退団するなんて一言も言ってなかったじゃん!!!!」という気持ちでいっぱいなのです。
【参考】2022年スターカレンダー掲載月
表紙 ※海乃美月・※潤花
[1月]月城かなと
[2月]舞空瞳
[3月]芹香斗亜
[4月]彩風咲奈
[5月]朝月希和
[6月]柚香光
[7月]※朝美絢
[8月]星風まどか
[9月]※鳳月杏
[10月]※水美舞斗
[11月]真風涼帆
[12月]礼真琴
スターカレンダーも年々あてにしづらくなってきたな〜。
研10以上でトップ娘役になるということ
きわちゃんは研12でトップ娘役になっています。
まさに娘役として満を辞してのトップ娘役就任だったと言えるでしょう。
しかし、研10以上でトップ娘役になるということは卒業のタイムリミットを意識せざる終えませんでした。
芸名 | トップ娘役就任時の学年 | 任期 |
ひびき 美都 | 研10 | 1987年12月31日~1991年11月29日 |
渚 あき | 研14 | 2001年10月2日~2003年3月23日 |
檀 れい | 研14 | 2001年10月2日~2003年3月23日 |
仙名彩世(研9トップですが試験的に入れてみてます。) | 研9 | 2017年2月6日〜2019年4月28日 |
朝月希和 | 研11 | 2021年4月12日〜2022年12月25日 |
海乃美月 | 研12 | 2021年8月16日〜 |
特にここ数年は研9以上でトップ娘役なった場合は2年ほどで退団されるケースが多いようにおもいます。
研10以上でトップ娘役になるということ
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本当に「遅咲き」?
きわちゃんの退団に際して各メディアが「遅咲きのトップ娘役!」と華々しいタイトルをつけていらっしゃるけれど、本当に彼女は遅咲きなのでしょうか?
10年前くらいまでは研9くらいでトップ娘役に就任するのは決して「遅咲き」ではありませんでした。
昨今のトップ娘役の若年化により、研9以上でトップ娘役になるのが周りに比べて「遅咲き」に見えるだけで、全く遅くはないのですよ。
ここ最近のトップ娘役が異常に早い段階(もうこの状態に慣れてきているので異常だとは思いませんが昔と比較してしまうとやっぱり早すぎることは否めません)でトップ娘役になっているだけなのです。
きわちゃんの退団で改めてそう感じます。
朝月希和が残した爪痕
きわちゃんは「男役を立て、寄り添う娘役」としての立場を彼女なりのポリシーを持って守っていたと思います。
娘役主体であろうとは決してしないものの、「男役を立て寄り添いつつも朝月希和としての娘役芸を観客にしっかり見せる」。
古き良き娘役像を継承しつつも長年培ってきた娘役としての力量でただ寄り添っている・男役を立てているだけの娘役で終わらないのが朝月希和の素晴らしいところです。
きわちゃんがこの短期間で残した爪痕は間違いなく後任のトップ娘役に受け継がれていくでしょうし、お客さんも朝月希和ちゃんと同等のレベルを雪組トップ娘役に要求するようになるでしょう。
後任の娘役さんが誰であれ(おそらく夢白ちゃんかな・・?)きわちゃんの後任は大変だと思います。
頑張れ!
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