おはようございます。
むーです。
昨日ハリポタのキャスト発表がありましたね!
皆さんはご覧になりましたか?
ちぎさんがハーマイオニーを演じるのにはびっくりだけど、個人的には藤原竜也のハリーが気になる🤓
キャスト発表でミュージカル界隈が賑わっているのでハリポタ舞台を見てみたくなって公式HPを覗きに行ってみました。
ハリポタのチケット、めちゃくちゃ高い
実は私、小学校の頃からハリポタの大ファンでして。全ての初版を買い集めるほどハリポタに熱中しておりました。
あの頃は本気でホグワーツから手紙が来て入学できると信じてた←
もちろん『呪いの子』も販売当日に初版を購入して読み込んいたのですが、、今までのシリーズに比べたらあまり面白くなかったので舞台は見に行くつもりはありませんでした。
でも、キャストみたらちょっと行きたくなってしまって公式HPを見に行ったんです。
そこで驚いてしまったよね。
チケット代の高さに!!!
ロングランするであろうのこの作品。
ちょっとチケット価格を見てほしい。
【チケット金額】
- SS席:17,000円
- S席:15,000円
- S席(6歳~15歳):12,000円
- A席:13,000円
- B席:11,000円
- C席:7,000円
- 9と4分の3番線シート:20,000円(特典付き)
- ゴールデン・スニッチ チケット:5,000円(※前週に抽選販売。座席はお選びいただけません。)
引用元:ハリーポッターと呪いの子
海外作品とはいえ、高い、、。
版権がらみもあるからしょうがないとは思うけど宝塚の価格に慣れきったヅカファンからすると高く感じる。
ロングランする予定なんだろうけど、リピーターを狙った演目だとしたらこの価格でリピートはきついよなぁ。
富豪しか行けない印象しかない。
ハリポタだから子供向け?でもあるのだろうけど子供を連れて行くにはあまりにも高すぎるよね。
当時のハリポタ世代を狙っているのかもしれないけど、この価格だとミュージカルに興味のない人はなかなか手を出しづらいでしょう。
いまいちターゲット層が見えにくい価格設定だなと感じてしまいました。
宝塚歌劇団、東宝『千と千尋』と比較してみる
それぞれ劇場のキャパも違うし見え方も全く違うし、公演によって上演時間の長さも違うれど試しに席種別でチケット代金を比較してみました。
※全て大人用価格を記載
SS席 | S席 | A席 | B席 | |
宝塚歌劇団 | 12,500 | 8,800 | 5,500 | 3,500 |
東宝『千と千尋』 | 14,500 | 9,500 | 5,000 | |
『ハリーポッターと呪いの子』 | 17,000 | 15,000 | 13,000 | 11,000 |
刀剣乱舞 | 12,500 | 9,500 | ||
劇団四季『アナと雪の女王』※レギュラー | 12,650 | 10,450 | 7,150 |
単純に席種だけで価格を比べるとダントツで宝塚が安いんですよね。
だから普段宝塚ばかり見ている私からすると他のミュージカルのチケットが高く感じるわけなのです・・。
宝塚歌劇団のチケットが安すぎるわけ
結論から書くとミュージカル界全体で見ればハリーポッターのチケットが特別高いわけではなく
宝塚歌劇団のチケット価格がリーズナブルすぎる
のだと思います。
宝塚歌劇団の舞台は
- 70人近いキャストが出演していて生演奏つき。
- 休憩時間を入れると公演時間は3時間ほど。
- セットも衣装も使い回しばかりではなく新作もあり。
- しかも一ヶ月ごとに演目を変えながら公演している。
- 専用劇場を有している(設備も整っている)
などなど。
どれを取っても他劇場・他公演と同じ、もしくはそれ以上にお金をかけている部分があります。
それでもこの価格帯(B席なんて脅威の3000円台!!)を維持し続けているのはなぜか?
それは小林一三先生の「上質な舞台を低価格で」という精神が100年以上大切に守られてきているからに他ならないでしょう。
宝塚初めましての方でも気軽に見に行ける価格的な敷居の低さを維持し続ける企業努力には脱帽ものです。。
最近はチケットが取りにくいから必ずしも「敷居が低い」とは言いにくいのですが、それでも価格という面では宝塚は群を抜いて「誰でも観劇しやすい」と思います。
大衆娯楽を守るという意味でもこの値段設定はありがたいですよね・・。
高すぎる価格設定に不安もある
宝塚が安すぎるということはわかる。
でもこのままミュージカル界全体がこの価格設定を維持し続けたら若い人のミュージカル離れはどんどん進んでいくのだろうなぁとも思う。
ミュージカルは富裕層が見るもの。
お金がない人はミュージカルを見れない。
ではなく、末席くらいはミュージカル初めての人でもとっつきやすい値段設定にしてあげてほしかったなと個人的には思うのですが。。どうでしょうか?
ま!!
私はこれからも小林一三先生の恩恵にあやかりながら宝塚歌劇を楽しみたいと思います!
では〜。
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