おはようございます。
むーです。
連日、私のTL(タイムライン)に
宝塚歌劇のチケット【譲渡】のツイート
が溢れています。
コロナ前なら、、いや。
コロナ禍真っ只中の去年ならこんな光景見なかった。
今、宝塚歌劇のチケットが有り余る状況をみていて感じるのは同じ宝塚ファンの葛藤とチケトレの不便さだった。
取りすぎてしまったチケットと『見たい、でも怖い』という気持ち
現在お譲りに出されているチケットを見ると、出品者のお譲り事情は2パターンに分かれるように思う。
- コロナ前の宝塚のチケット争奪戦と同じ気合いで挑んで予想以上にチケットが取れてしまった
- 緊急事態宣言前にチケットを購入したものの、感染状況を鑑みて観劇を断念
どのパターンも結果的にチケットをお譲りに出すことにはなるけれど、その受け口になるはずの『チケトレ』が不便であることがsns上で大量のチケット譲渡ツイートを生み出してしまっている原因になっているように思う。
取りすぎてしまったチケット問題
私が多く見かけるのは前者である『取りすぎてしまった』様子のお譲りツイートである。
時々
『え、これ会チケ(非公式ファンクラブの原則譲渡禁止チケット)では、、?』
と思うようなチケットも見かけたりする。
おそらくコロナ前と同じ勢いでチケット争奪戦に挑み、(幸運にも)取れすぎてしまったのでしょう。
一人で在庫を過多に抱えてしまってチケットを定価でお譲りに出さざるを得ない人が多いと感じています。
特に会チケは観劇日の3日前まで観劇出来るか出来ないかわからなかったり、ノルマや購入枚数に応じて特典があったりするので、それをクリアするために必要以上に多く購入してしまう方もいるのかもしれない。
結局、誰もが必要枚数以上にチケットを購入してしまった結果、有り余るチケットが生まれてしまい捌き切れずに空席を生んでいる。
『見たい、でも怖い』ファンの葛藤
もう一つのお譲りの理由としてよく見かけるのが、
『宝塚歌劇を見たくてチケット取ったけど、感染者数やワクチン接種状況を考慮して観劇を断念したい』
というパターン。
気持ちは、、痛いほどわかる。
楽しみにしていた舞台、ギリギリまで状況を見て判断したい気持ちもわかる。
でもチケトレの出品期限は待ってくれない。
結果として、劇場に空席を作ってしまうのを防ぐためにsnsなどでお譲り先を探すことになってしまっている。
チケトレの大きな問題〜出品期限の短さ〜
宝塚歌劇団が公式リセールシステムを謳っている『チケトレ』。
公式リセールシステムという安心感があるとはいえ、使い心地は正直良くない。
ぶっちゃけ不便だ。
特に私が不便だと感じているのは
『出品期間の短さ』。
宝塚友の会の抽選や各種プレイガイドの先行販売は一般発売よりも数ヶ月前に先駆けて行われる。
長年宝塚のファンをやっていると公演の半年前には次の公演のチケット準備に取り掛かるなんてことはザラにある。
しかし、チケトレにはどんなに早めに出品したくても出来ない事情がある。
それが出品期間です。
事前発券可能なチケット:一般前売開始日の3日後 〜 公演日の10日前
発券前(当日発券のみ)チケット:一般前売開始日の3日後 〜 公演日の5日前
※公演により出品開始日が異なります。詳細は宝塚歌劇公式ホームページにてご確認ください。
宝塚歌劇の一般発売は公演初日の1ヶ月前から始まることが多い。
となると、どの公演もチケトレに出品できる期間は最大3週間ほどしかない。
この3週間の間に売り切れなかったチケットはチケトレ内で値下げで売り切ることもできないので、結果として他チケットサイト(宝塚歌劇団は一応出品禁止してますが、、)へ出品、もしくはsns上でお譲り先を探すしか無くなります。
最後まで面倒見るのがリセールシステムでは、、?
今回、朝からこんな話をなんでしてるかというと、
公式リセールシステムが最後まで面倒見なくてどうするの?
という思いがあるからです。
途中まで公式リセールシステムが面倒見ますよ。
でも売れ残ったらあとは頑張って自分でどこかで売って来てね。
では公式リセールシステムにしている意味がないと思うのです。
もっと前からチケットを販売できるようにしてあげたり、公演日の1週間前からは値下げできるようなシステムにしてあげたり。。
本当に譲りたい人が譲れるような制度が採用されるといいなと心から願ってます。
今までと同じようなシステムでユーザビリティを無視し続けていればそのうちファンは全く使わなくなりますよ。
明日観劇できるか不安定なご時世だからこそ、このあたりのケアはしっかりして欲しいなぁと思いました!
そしてついついチケットを多く買いすぎてしまう方は今現在のチケット情勢を一度確認して見ましょう。
ではー!
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