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たまさくコンビが提示した飾らない在り方(桜嵐記 感想②)



おはようございます。
むーです。

 

たまさくコンビ、最後まで通常運転でしたね〜笑

 

さくらちゃんの愛の告白に対しても珠様通常運転で塩対応だったし、『珠城さんが導いてくださったから』とさくらちゃんがヨイショしても珠様一貫して『導いてくれたのは月組のみんな』と返すし。

 

この対応、さくらちゃんがあーゆーキャラクター(自由な天然キャラ)でタカラジェンヌを演じてくれているからヒヤッとせずに見られたけど、そうじゃなかったら、。と考えるとちょっとゾッとしました。

 

たまさくだから成立している関係でしたね。

 

最後の最後までさっぱりとした関係性だったたまさくコンビ。

 

改めてこのお二人について考えると、トップコンビの在り方について考えさせられました。

珠城りょうは塩対応だったのか?

『たまさく』と検索すると必ず『塩』とか『不仲』とか出てきます。

 

ぶっちゃけお二人の仲が不仲だったのかはお二人ともその周囲の人しか知らないわけですが、いち宝塚ファンとしてたまさくコンビを見ると確かに珠さまのさくらちゃんへの対応が冷たく感じることがありました。

 

いつから?と言われるとうろ覚えだけど、1番印象的だったのはウィーン特番。

 

珠さまはアレが素なのかなー?
さくらちゃんのアピールに対してバッサバッサと斬るように対応されていました笑

 

他の仲良さそうな生徒さんや、入出待ちされていたファンの方にはそんな対応されているのを見たことがなかったのでその時は『珠様にもこんな時もあるんだー』くらいに思っていましたが、ずーっとこんな感じのお二人なのでたぶんオンでもオフでも珠さまはさくらちゃんに対してさっぱりした対応だったんだと思います。

 

彼女がどんな気持ちでさくらちゃんに対して接していたのかはわかりませんが、外から見る限りはそっけない対応(塩対応)でしたね。

 

飾らないトップコンビ

個人的には千秋楽で最後の最後までさくらちゃんにそっけない珠様を見て『ずっと組んできた相手役なんだから最後くらいお疲れ様でしたとかありがとうとか言ってあげてー!』と思いましたが笑

 

まぁ無理に仲良しをアピールするよりも自然でいいのかも、、、?と数日経ってから思いました。

 

多くの宝塚のトップコンビは今まで『仲良く見える』ようにある一定のアピールをしてきたと思います。

 

例えば現在だと星組の舞空瞳ちゃんや宙組の潤花ちゃん。

 

必死にトップさんとの心の距離を埋めようとしているのがヒシヒシと伝わってきます。

 

特に若くして抜擢されたトップ娘役さんにこの傾向が強い気がします。

 

  • トップコンビとして仲良く見せなきゃ!
  • 仲良くならなきゃ!
  • お客様が望んでいる(トップコンビとして仲良さそうな)姿を見せなきゃ!

 

と思っていらっしゃるのかもしれませんね。

 

でも時々そういう彼女達を見ていて辛くなるのも事実なんですよね。

 

さくらちゃんも最後までそういう姿勢を見せてくれていてその健気な姿に何度か『珠さまはもう自然体で行くって決めてるみたいだし、もし無理にお慕いアピールしてるならやめていいんだよ、、涙』と思ってしまいました。

 

もしイメージのために無理して仲良しエピソードを作ったりアピールしたりしているのであれば、いっそのこと辞めてしまった方が本人達のメンタル的には健やかなのかもしれませんね。

 

宝塚のコンビもビジネスだ

今回改めて思ったのは『宝塚のコンビもビジネス』だってこと。

 

みちふうのように夢のような仲良しコンビも稀にいるけど、実際はたまさくのようなコンビも多いのではないかな?

 

コンビを組んだからといって歳の差もあるし、性格までバッチリ合うコンビってなかなかないでしょうし。

 

どこかでみんな無理をして折り合いをつけてトップコンビとして舞台に立たれているのだと思います。

 

この観点から行くと、さくらちゃんはわからないけど珠様はある意味裏表のないトップさんだったのかもしれませんね。

 

いい意味でも悪い意味でも裏表がない。

自然体なタカラジェンヌ。

 

今後はたまさくのような自然体なコンビも多く出てきそうな予感がします。

 

もうコンビ萌えとか古くなるのかなぁ、、ちょっと寂しいけどそれも時代かな。

ではー。

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